C-HRのボディ構造は、全てTNGAによる新プラットフォームを採用し「レスポンス×リニアリティ×コンシステンシー」の3つの特性がある。今回は4WDの性能を実体験を入れて比較してみた。

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C-HRの4WD(4輪駆動) VS ハイブリッド VS FFガソリンのスペック対決

 

写真撮影:M,M

”C-HR ハイブリッド”

エンジン型式  2ZR-FXE
総排気量    1.797
種類      直列4気筒
最高出力    72(98)/5,200
最高トルク   142(14,5)3,600
駆動方式    前輪駆動方式

ハイブリッドシステム/アイドリングストップ/電気式無段変速機/電動パワーステアリング

https://toyota.jp/c-hr/performance/?padid=ag341_from_chr_navi_perf

“GH-R FFガソリン4WD”

エンジン型式  8NR-FTS
総排気量    1.196
種類      直列4気筒インタークラー付ターボ
最高出力    85(116)/5,200~5,600
最高トルク   185(18.9)1,500~4,000
駆動方式    四輪駆動方式

直噴エンジン/自動無段変速機/電動パワーステアリング

 

当たり前だが、ハイブリットはいかにして燃費を向上するかが課題になっている。クルマの構造は4WDと大体一緒だが何を重視しているのか違いがハッキリしている。

燃費が良いとガソリン代の節約にもなりこれからもどんどん人気が出てくるだろう。ガソリンターボ車は、「燃費」と「走行性能」が4WDでは重視されて、ハイブリットに比べたら燃費の数字はかなり下がってしまうが季節関係なく運転する事ができる。

長く乗る予定であれば間違いなくハイブリッドがいい。燃費も良くプリウスのエンジンと同じなので信頼性が高い。ガソリンターボは新型エンジンになるので、欧州でも売れ筋モデルだ。

 

コンパクトSUVのC-HRの4WDと燃費の王道プリウスの4WD トヨタ車比較

 

写真撮影:M,M

4WDを購入するユーザーの使い道用途は、色々あるがやはり4WDの性能が一番発揮されるのが冬場の雪道だ。以前では全く降らなかった都心部でも年々雪が積もるようになってきてる。

人気のあるコンパクトSUVのC-HRと王道プリウスの4WD性能が冬場どちらがいいのか比較した。

 

https://toyota.jp/prius/gallery/

C-HR  S-T (4WD)    排気量1,196 / 車両総重量1,745 / 最大トルク185(18.9)1,500~4,000

GH-Rの4WDシステムは、スタンバイ式4WDになるので、走る場所を選んで4WDに切り替わる。

プリウス S  (E-Four)    排気量1,797 / 車両総重量 1,430 /  最大トルク142(14.5)/3,600

プリウスはE-Foyrが採用されているので、前輪と後輪をプロペラシャフトという軸でつながず、電気的につないでエンジンではなくモーターで後輪を駆動させる動力源があるのが特徴のシステムと紹介されている。

 

写真撮影:M,M

“道路に積もる雪を解かす消雪パイプがある道路”

コンパクトSUVのC-HRと燃費の王道プリウスどちらも走行に問題は無い。クルマが走る場所の雪はほぼ無い状態になるのでプリウスは切り替え型なので、通常の2WDでの走行が主になり燃費が悪化することも少ないだろう。

C-HRにはどのグレードにも標準装備でヒルスタートアシストコントロールがあるので、坂道などでの発進時に、ブレーキを離してもブレーキ油圧を保持することができずり落ちを緩和してくれる。

特に冬場などは路面に注意が必要なので、渋滞時にドライバーをサポートしてくれることに期待ができる。

 

“除雪がされていない・消雪パイプがない道路”

コンパクトSUV C-HR

今年の冬大雪に見舞われた北陸地方での事例 : C-HR雪に強いです。地面から離れているSUVは雪に強いイメージだが、排気量が1200ccしかなければ馬力が弱く積雪の多い場所は厳しいと思うことも少なくない。

販売店で「1200ccしか排気量は無いが、実際は1800ccと馬力は一緒なんですよね」と言われたことがあるが、今回大雪で目の当たりにした。「出る事が厳しいだろう」と何人も思った目の前で簡単にC-HRは出る事ができ大雪にも強い。

燃費の王道プリウス

今年の冬大雪に見舞われた北陸地方での事例 : プリウスが何台も雪道にはまってしまい立ち往生しているのを見た。(あり得ない量の雪だった為他のクルマももちろん立ち往生してた)

屋根のない駐車場からプリウスに乗っている方がクルマの回りの雪をある程度どけて、出そうとしたんですがアクセルを踏み込んでも空回りしてでれないんです。

数人で後ろから押して、雪から脱出してまた直ぐにはまってしまうの繰り返しだった。地面からボディが近いので、地面の雪をお腹の下に貯め込んでしまい、無理やりアクセル踏んでハンドルきって脱出したかと思えば、アンダーカバーの破損といったことが非常に多かった。悲しいことに除雪がされていない道路や路地を走行するにはプリウスは弱い。

 

コンパクトSUVのC-HRの4WDと人気SUVハリアーの4WD トヨタ車比較

 

https://toyota.jp/harrier/performance/performance/?padid=ag341_from_harrier_top_perf_perf02#

C-HR           S-T (4WD)        排気量1,196 / 車両総重量1,745 / 最大トルク185(18.9)1,500~4,000

 

ハリアー  ELEGANCE(4WD)  排気量1,986/ 車両総重量1,905 / 最大トルク193(19.7)3,800

サイドメンバー前後端にパフォーマンスダンパーを搭載されているので、直進安定性や操縦安定性を確保されている。

 

https://www.photo-ac.com

 

道路に積もる雪を解かす消雪パイプがある道路”

コンパクトSUVのC-HR人気のSUVのハリアーは、街中などを走行中心配することは無い。実際に乗っているユーザーの口コミ・評価を調べても評価が高い。どちらも信号待ちや坂道などで止まっていても発進自体は問題なくできるが、だからと言って油断は冬場の道路はゆ油断が禁物だ。

走行中・カーブなどで安定した走りができるが、ブレーキが2WDの感覚とあまり変わらないのではないかと一部では言われているので、ブレーキは要注意だ。

 

“除雪がされていない・消雪パイプがない道路”

コンパクトSUV C-HR

今年の冬大雪に見舞われた北陸地方での事例 :C-HRの4WDはダイナミックコントロールが使われており、エンジンの出力は前輪に集中しており、通常の直進走行はFFになる。前輪が空転するなどして前後輪で回転差が発生すると後輪にも駆動力が伝わるのでどんな状態の路面でも強い。(アイスバーンは別)

人気SUVハリアー

今年の冬大雪に見舞われた北陸地方での事例 :言うまでもなく大雪でも問題ない。C-HRと地上高を比較してもハリアーが断然地面から離れておりタイヤの幅もハリアーが少し大きい。幅が広いので雪道でも安定した運転ができ、アイスバーン・シャーベットの状況になっている道路でも安定した走りができる。

 

C-HRの4WD(4輪駆動)か、ハイブリッドか?悩んでいる方に まとめ

大雪に見舞われた地方で思い知らせれたのが、2018年の雪道に強いクルマに選ばれているスバルのレガシィアウトバックが駐車場から全く出れなかったんです。

どんな天候でも会社に行かないと行けない方が多く無理やり5人で後ろから押してボコボコの雪道を抜け出す代償にフロントバンパーが破損してました。クルマを出すのを諦める人が多かったなかC-HRやハリアーなどのクルマは簡単に出た。

住んでる地域や場所にもよりますが、やはり4WDの性能は厳しい環境程実力を発揮してくれる。

ハイブリッドは、燃費がいいが深雪などでは、弱くどんな状況でも活躍が期待できる4WDはおススメだ。

(コピーライターM,M)

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